【40歳以降は住宅ローンが組みにくい?】マイホーム購入のタイミングは「年収」と「年齢」が関係していた!?
多くの方が憧れを抱くマイホームは、基本的に高額な費用がかかります。大きな買い物だからこそ、いつ買うかは悩みどころです。 マイホームの購入では、さまざまな条件をクリアにしていかなければなりません。しかし実際には、どのタイミングで買うべきかが分からない方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回は、マイホーム購入のタイミングを見極めるポイントを解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
マイホームは40歳まで、年収400万円超えが目安
株式会社AlbaLinkでは、マイホームを購入したいと考える501人にアンケート調査を実施しています。上記調査による「何歳までにマイホームを購入したいか」という質問に対しての回答では、平均が40.3歳でした。 内訳を見てみると「30歳まで」が11.0%、「31~35歳」が24.4%、「36~40歳」が35.0%でした。約7割の方が、40歳までにマイホームを買いたいと考えていることが分かりました。40歳頃までには子どもの人数も定まり、マイホームでの生活をイメージしやすくなるのかもしれません。 また、同調査の「世帯年収がいくらを超えたらマイホームを買いたいか」という質問に対して、最も多かった年収は「401~500万円(24.4%)」でした。 なお、国税庁長官官房企画課の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は457万6000円です。マイホーム購入のタイミングには、安定した収入があることも大きな要因のひとつといえます。 マイホームは買って終わりではなく、ローンやメンテナンス、生活費など、日々の出費は続いていきます。マイホーム購入後にかかる費用を考えると、年収が多いほど、余裕がある生活を送れるでしょう。
歳を重ねると住宅ローンが組みにくくなる
住宅ローンを組んでマイホームを購入した場合は、毎月ローンの返済をする必要があります。住宅ローンは30年・35年で組む場合が一般的とされていますので、遅くとも40歳までにはマイホームを買いたいと考える方が多いことにも納得がいきます。 マイホームの購入年齢が40歳だとすると、35年ローンの返済が終わるのは75歳です。75歳となると、定年を迎えて、年金のみで生活している方が多いため、なるべく早い時期での購入を検討する必要があるでしょう。 しかし、無理にローンを組むと、支払いが困難になったり生活費のやりくりすら大変になったりと、厳しい節約生活になりかねません。 少しでもローンの支払いに余裕を持ちたいのであれば、安定した年収だけではなく、マイホーム購入時の頭金や、いざというときのための貯蓄があると安心です。