もうすぐ新学期!松山市中心部を通学中の高校生目線で…自転車の“ここが危ない!”を調査
こちらは河原町。交通量が多いため、ほとんどの自転車が信号待ちをする車と車の間を走り抜けていきます。 画面左側から横断しようとする自転車。左右からやってくるバイクや車は止まりきっていませんが横断を始めます。車のスピードによっては、ぶつかっていたかもしれません。
一方、末広町の交差点。こちらも、朝の通勤通学時間はたくさんの自転車と車、歩行者が行き交い、混雑しています。
交差点を西に向かって横断する自転車の目線です。 向かって右側は比較的確認しやすいものの、左側には高い塀があり、見通しは悪く…左右だけでなく対向からも車や自転車がひっきりなしにやってきます。 高校生: 「朝の通勤時間帯は交通量が多いので、車とかに迷惑かけないように気を付けている。自転車側が無理に渡ってたりとか、それで車が驚いていたり、けっこう見ることはあります」 定点観測をすると、危険な場面がしばしば見られました。
①画面左側から次々と横断する自転車。最後に2台が横並びでやってきますが、その奥から車! ②こちらでは…スピードを緩めずに交差点に進入する自転車がしばしば。
ついに…歩道を走る自転車と、交差点に進入してきた自転車が衝突してしまいました。 交通量が多く見通しが悪い場所だからこそ、自転車は左右を確認して無理な横断をしない。 道幅が狭いので、逆走や並進はしないなどルールを守って、事故のリスクを減らすことが重要です。
木下くん: 「相手に対する思いやりとかがないと事故も起きるし、 危険なことが増えるかなと思いますね」 高校生: 「信号がつくと安心かなと思います」 高校生: 「自転車側も車側もどちらとも確認したら、事故にはつながらないんじゃないかなと思います」 高校生: 「左右確認とか一旦止まるとか、車と自転車のお互いが交通マナーを意識して、事故らないようにする意識が大事かなと思います」 交通量の多い時間帯だからこそ、この交差点を通行する全ての人がゆとりをもって行動することが事故リスクの低減につながるかもしれません。 間もなく新年度!交通ルールも万全にして、事故なしで新生活がスタートできますように。