もうすぐ新学期!松山市中心部を通学中の高校生目線で…自転車の“ここが危ない!”を調査
例えば… 木下くん: 「雨の日とか特に、線路の隙間に 自転車のタイヤが挟まって転ぶことが よくあるんですよね」 木下くんが「危ない!」と話す場所では、大きな事故につながりかねない「危険因子」が見えてきました。
自転車の交通ルールをチェックしてみよう
と、その前に…自転車の交通ルールをクイズでチェック!道路交通法上、自転車は「軽車両」で、車の仲間です。そのため「走る場所」が決まっています。 そこで、第1問! 『自転車は、原則車道を走らなければならないが、車道の右側・左側両方走ってよい。〇か×か?』 正解は、×!自転車は原則として「車道の左端」を走ることになっています。 車道の右側、つまり車と逆方向に走ると「逆走」、違反行為です。前からやってきた車やバイク、自転車と衝突してしまう恐れがあるためです。 一方、「自転車通行可」の標識がある歩道は、自転車も走行することができます。
第2問! 『「自転車通行可」の歩道を自転車で走る場合、走るべきなのはどこ?AからCのなかから答えてください』 正解は、C!自転車は、歩道では「車道寄りを徐行して」走ることが定められています。 この時、道路交通法では車と逆方向に走ってもよいことになっていますが…自転車同士の衝突を防ぐために、愛媛県では独自に条例で「車と同一の方向に走ること」を推奨しています。
自転車は ・車道を走る時は必ず左側を 車と同じ方向に ・歩道では「車道寄り」をなるべく車と同じ方向に走って下さい。 「自転車は車のなかま」。歩道は歩行者優先なので、スピードを出し過ぎず、歩行者の動きに注意してやさしく運転することがポイントです。
・信号無視 ・夜間の無灯火 ・並進・携帯電話使用 ・一時不停止 これらは全て罰則付きの交通違反です。こうしたルールを踏まえたうえで、自転車通学生の木下くんが「危ない!」と指摘する場所の様子を見てもらいましょう。
木下さんが通学中に「危ない!」と感じる場所
木下くんが「危ない!」と指摘するのは、松山市河原町と末広町の交差点。どちらも、片側1車線の車道を自転車で横断する時です。 共通しているのは ・信号機がなく ・朝の通勤通学時間は、交通量が多い場所