アレックス・マルケス、グレシーニと契約延長。2026年までチームに残留「僕の目標は常にベストに近づくこと」
アレックス・マルケスは、新たに2年契約を結び、2026年のシーズン終了までグレシーニ・レーシングに残留し、MotoGPを戦うことが発表された。 【リザルト】MotoGP第8戦オランダGP:決勝 MotoGPオランダGP前にmotorsport.comが報じたように、アレックス・マルケスのチーム残留はいつ正式発表が行なわれるかという段階で、結果的に週明けすぐに発表が行なわれた。 今回アレックス・マルケスは2026年までの契約を結び、現行レギュレーションの最終年まで、ドゥカティのバイクに乗ることになる。 現在グレシーニではマルケス兄弟がコンビを組んでいるが、すでに兄のマルクは2025年からのドゥカティ・ファクトリーチーム昇格が決まっている。 来季以降、アレックス・マルケスが誰をチームメイトに迎えるかはまだ明らかとなっていない。 グレシーニ・レーシングのオーナーであるナディア・パドヴァーニは、次のように語った。 「アレックスは私たちの教え子です。2年前に加入して以来、彼とチームの相乗効果は素晴らしく、レースを重ねるごとに強くなっています」 「彼のポテンシャルは分かっていますし、すでにそれを示しています。あとは一貫性が必要なだけです」 「サーキットの内外で彼の価値を理解している私たちにとって、彼との契約更新は当然の動きでした」 「私は、今年についても結果が必ずついてくると確信しています」 アレックス・マルケスは、「グレシーニに残ることが一番の目標だった」と語った。 「このチームに加入して以来、僕の目標は常にベストに近づくことだったが、それはまだ達成できていない」 「今シーズンのスタートは期待したものではなかったが、チームは強いし、どこに行けるかもわかっている。だからナディアの信頼に感謝したいし、すぐにお祝いのパイナップルピザで彼女に恩返しができると確信している」
Rachit Thukral