【台風情報】「2つの台風+2つの熱帯低気圧」 台風12号や南の熱帯低気圧は日本列島へ接近・影響のおそれは 来週にかけて別の“台風の卵”発生も 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ 各国予報機関の進路予想比較【11日まで雨・風シミュレーション】
週間予報支援図では、「沖縄付近に予想される熱帯じょう乱は、各モデルとも初期値変わりしていて、モデル間の差も⼤きい。このため、沖縄付近に予想される熱帯じょう乱の予想には 不確実性がある。」としています。予想のブレ幅がまだ非常に大きな状態です。 【画像で見る】11日(水)までの雨・風シミュレーション ■アメリカ海軍&海洋大気庁 熱帯低気圧の進路予想 アメリカ海軍(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 このうちアメリカ海軍は、関東の南東の海上にある台風12号についての進路予想を発表しています。気象庁と大きくは変わらず、そこまで発達することはなく日本の東の海上を離れて北上していく予想です。 【画像で見る】11日(水)までの雨・風シミュレーション アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報結果です。関東の南東の海上の台風12号についてはアメリカ海軍の予想と同じような傾向です。進路予想のばらつきも比較的小さくなっています。 一方、日本の南の熱帯低気圧についてのアンサンブル予報の結果です。特段、発達する予想はなく、南の海上でそのまま衰えていく可能性があります。 ■ヨーロッパモデルの進路予想は ヨーロッパ中期予報センター ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予想の結果です。関東の南東方向の海上にある熱帯低気圧についてはアメリカモデルの予想結果と大きくは変わりません。特に発達させる予想はなく、進路のブレ幅も小さくなっています。 【画像で見る】11日(水)までの雨・風シミュレーション ※台風に関する情報について最終的には気象庁が発表する情報を参考にしてください
中国放送