【山口天気 夕刊1/7】今季一番の強烈寒波…あす8日(水)は山地ほど大雪 9日(木)には市街地も広く積雪へ
●今季一番の強烈寒波 今週後半にかけてピークへ ●あす8日(水)には山地で大雪のおそれ ●9日(木)にかけて平地・市街地も大雪のおそれ 車での移動の予定など慎重な判断を ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
冬型気圧配置が強まり、きょう7日(火)の県内は強い風で一気に寒さが厳しくなるとともに、度々雪が舞う天気にもなりました。ただ、これはまだ、一連の寒波の入り口に過ぎません。
この先、今週後半にかけても冬型気圧配置は続き、上空の寒気もさらに強まります。あさって9日(木)にかけては、平地で大雪の目安でもある強い寒気も流れ込んでくる見込みで、今季一番の強烈寒波はピークを迎えていきます。
県内は、あす8日(水)も度々雪や雨が降りやすい天気。そして山間部、山地ほど大雪になり始めます。さらに、上空の寒気がピークを迎える、あさって9日(木)には、一段と雪雲流入の勢いが強まっていき、山間部だけでなく平地、市街地も大雪になってくる見通しです。
この大雪に伴い、広い範囲で積雪が増えていきます。今週後半にかけて山間部は、車は冬タイヤ装着でも走行には注意を要するほどの雪深さの所もあるほか、市街地でも山口市中心部など内陸ほど、木曜日を中心にうっすら～数センチ程度の積雪。そして金曜日も寒さは強烈で、路面凍結の心配が続きそうです。また、瀬戸内の国道2号など幹線道路も、雪や凍結の影響も心配されます。 この見通しを踏まえた上で今週後半の車での移動の予定など、慎重な判断をお願いします。
あす8日(水)は、標高高い山間部ほど雪化粧の所がありそうです。市街地では、まだ積もるほどではないものの、度々雪が舞う時間があるでしょう。日中の気温は各地1桁止まりで、引き続き風の冷たさが身に染みる一日です。
9日(木)は山間部ほど大雪、市街地でも積雪や路面凍結のエリアが広がり、さらに昼間でも冷蔵庫並みの凍える寒さが続きそうです。そして金曜日も朝の冷え込みが強烈で、まだ雪や路面凍結の影響が続く心配があります。 週末からの今年最初の3連休は、土曜日はいったん天気は落ち着くものの、日曜日に気圧の谷の通過で一時天気がぐずつきそうです。 （KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）
