AKB48卒業の小田えりな、初写真集で大胆ランジェリーに「ありのままの素顔を撮っていただいた」
自分にとって写真集はかけ離れた存在だと思っていた
──写真集が決まった時にはどのように感じましたか。 小田 私は雑誌のグラビアも全然やったことがなくて、自分にとって写真集はかけ離れた存在だと思っていたんです。だから卒業を前にこのお話をいただいて、経験もないし、「いいのかな」と思いました。でもやっぱり嬉しかったです。 ──内容は小田さんの意見も反映されたものになっているのでしょうか。 小田 あまり経験がないので、自分の意見もあまりなくて。どういう自分をみんなが良いと思ってくれるのかが本当に分からなくて、お任せしました。改めて完成した写真集を見て、「こんな表情してたんだ」「こんなポーズしていたんだ」と新しい発見があって、良かったです。 ──今回の撮影で一番の思い出はなんですか。 小田 美味しいご飯をいっぱい食べたことです(笑)。撮影とは直接関係ないんですけど、卒業旅行みたいな感じで楽しかったですね。泳ぐのは苦手で、今まで海やプールにはあまり行かなかったんですが、撮影で行ったプールはすごく楽しかったです。地元の神奈川県で中華街に行ったり、小さい頃によく遊んでいた場所で写真を撮れたりしたことも嬉しかったです。 ──撮影前に他のメンバーの写真集を見たりもしたのでしょうか。 小田 メンバーの写真集は発売された時に見ているんですけど、今回の撮影に向けて勉強のために見るようなことはしませんでした。 ──それはあえて? 小田 他人は他人、自分は自分なので。見すぎると「自分はこんな顔をできなかったらどうしよう」「こんな綺麗な感じで写れなかったどうしよう」と思っちゃうかもしれないし。 ──今回に限らず、AKB48の活動でも人と比べることはあまりしてこなかったんですか。 小田 そうですね。本当に他人は気にしないで活動していました。誰かと比べて周りから何かを言われたとしても「それがあなたの意見なんだ」という感じで、取り入れない。頑固なところもあったと思います。「人がやって評価されたことは、自分はやらない」と決めていたんです。相談も本当にしないんですよね。自分が楽しくやっていれば、楽しんで見てもらえるんじゃないかなと思って活動してきたし、そうしてきた結果が、選抜に入れたことだったり、ソロライブをできたことだったり、写真集を出せたりしたことだったりすると思うので、「自分の生き方はこれで良かったんだな」と思えました。 ──卒業はメンバーにも相談せず? 小田 誰にも相談せず。卒業発表の前日に親に言いました。 ──親にも! 小田 「卒業発表してくるね~」って言ったら「え、そうなの」とびっくりしていました(笑)。 ──前日では引き留めることもできないですね。 小田 できないです(笑)。オーディションも誰にも言わずに受けて、2次審査の前日に親に言ったんですよ。何も言わずに勝手にやってます(笑)。 ──これから先も相談はしない? 小田 そうですね。結果報告だけです(笑)。 ──メンバーも驚いたんじゃないですか。 小田 メンバーにも言っていませんでしたが、雰囲気で察していたと思います。卒業発表ってなんかバレちゃうんですよね。