【オールカマー】距離短縮はプラス!サリエラが悲願の初重賞制覇に挑む
オールカマー サリエラ 国枝栄調教師 ――前走の天皇賞春は12着でした。レース内容を振り返ってください。 国枝調教師(以下、国):これまでの走りとは違って、少し馬が行きたがってしまってロスの多い競馬になりました。長距離のレースであのような走りになってしまうと厳しいですね。 ――今回オールカマーを選択された意図は。 国:馬の体調を見ながら、距離的にもこのくらいがちょうど良さそうだと思って選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 国:前走後は放牧に出しました。牧場でも調整を進めてもらって、ここを目標に帰厩しました。暑さが続いていますが、体調面もよくガマンできて良い状態を保てています。 ――9/12(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 国:競馬が久し振りなので、実戦に近い形でキチッとやりたいと思っていました。3頭併せの真ん中に入れて追い切りましたが、時計も動きも良かったですよ。 ――休養期間を挟んで馬の変化を感じるところは。 国:肉体的には大きく変わった感じはありませんが、精神的に少し落ち着きが出てきたかなと思います。 ――初めての中山参戦となりますが、中山芝2200という舞台適性への見通しは。 国:問題ないと思います。前走は行きたがるところを見せてしまいましたが、精神的に落ち着きが出てきていますし、リズム良く走ってくれると思います。 ――レースへ向けて意気込みをお願いします。 国:まだ重賞タイトルを取っていませんからね。年齢的に競走馬としてのキャリアも残り少ないですし、何とかタイトルを取らせてあげたいと思っています。
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