米倉涼子「低髄液圧症候群」との闘い 引退も覚悟していた
女優米倉涼子（48）が14日、NHK「あさイチ」（月～土曜午前8時15分）の「プレミアムトーク」に生出演し、「低髄液圧症候群」との闘いについて話した。22年9月に米ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」を降板を発表し、病と向き合っていた。 体の中が冷たく感じ、体が棒のようになってしまう感覚を持つなど症状を説明。「ペットを飼っているんですけど、おしっこシートを替えるのもこんな感じ」と、体をかがめることができず、膝だけを曲げて手を下に伸ばすしぐさなどを見せた。 「いったん仕事をリセットして…」「この2年間は引退も考えていました」などと、つらい状況だったことを明かし、降板したため真新しいままになったシルバーの舞台用特注ハイヒールを披露。もう1度、その靴を履くことを闘病のエネルギーに変えていたという。 「CHICAGO」で共演した南アフリカ出身の女優アムラ・フェイ・ライトが「今すぐ会いに行きたいけど、南アフリカにいるの」とサプライズでビデオメッセージ。「あなたのことをみんな尊敬している」「電話してね」などと声をかけられると感謝の言葉とともに涙をぬぐった。
