プレミアで《19ゴール8アシスト》の躍動 イングランド代表はフォーデンをどのポジションで起用すべき?
ベリンガム、サカらと一緒にどう起用するか
今季のプレミアリーグで19ゴール8アシストと圧巻の成績を残し、マンチェスター・シティのリーグ制覇に貢献したMFフィル・フォーデン。まだFA杯決勝が残っているが、そろそろイングランド代表として戦うEURO2024のことも考えなければならない。 フォーデンをどこで起用すべきなのか。英『sky Sport』で解説を務めるジェイミー・レドナップ氏は、中盤の中央で起用すべきとの意見だ。 「今季の彼は中央でプレイすべきであることを証明している。フォーデンはユニークな選手だ。イングランドからはあまり輩出されていないタイプの選手だね。狭いスペースでハーフターンでボールを受け、遠距離からシュートを打てる。我々が彼をワイドでプレイさせることに決めたら、才能を無駄にすることになるだろう。彼はジュード・ベリンガムと並んでプレイしなければならないし、その後ろにはデクラン・ライスだ。彼らをベストの状態に持っていかなければならない。ギャレス(サウスゲイト)は、ペップのようにフォーデンにチャンスを与えなければならない。それは勇気がいるし、リスクも伴うだろうけどね」 元イングランド代表のガリー・ネビル氏はチームメイトだったMFポール・スコールズを例に挙げていて、スコールズもサイドで起用されていたことがあった。 「フォーデンに対してポール・スコールズと同じ間違いを犯すわけにはいかない」 ネビル氏はこのようにコメントしており、フォーデンをベストポジションに配置すべきとの考えだ。強烈なミドルシュートを持っていることを考えれば、中央起用が最も合っているか。右サイド起用も手だが、そこにはアーセナルFWブカヨ・サカもいる。 インサイドハーフでフォーデンとベリンガムを並べる中盤はかなり攻撃的だが、サウスゲイトはどのシステムを選ぶのか。
構成/ザ・ワールド編集部