パリ五輪マラソン代表の鈴木優花は3区8位もシード権獲得に貢献/クイーンズ駅伝
◇第43回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月26日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 2023年クイーンズ駅伝の総合成績&区間賞一覧をチェック! 実業団女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝が行われ、積水化学が2時間13分33秒で2年ぶり2度目の頂点に立った。 第一生命グループは6位。10月15日のパリ五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、パリ五輪代表に内定している鈴木優花は10.6kmの3区を務め、区間8位だった。 MGC以来のレースとなった鈴木は「すごく悔しい気持ちが大きい。スピード練習はできていましたが、3km前後からうまく乗り切れなかったです。3km以降はいかに粘るか、あとは気持ちと切り替えて走りました」と振り返る。 マラソンに集中していたことも有り、「実戦が足りていなかった」と感じたという鈴木。それでもチームのシード権獲得に貢献した。 五輪代表となり、「周りから頑張って、言われることが増えました。それを力に変えたかったのですが、考え過ぎてしまっています」と心境も吐露。一気の飛躍に「気持ちの持ち方がまだまだ。応援を力に変えられるように、気持ちの持ちようを変えていきたい」。まだまだ伸び盛りの24歳。パリまでの時間でどんな成長曲線を描いていくか。
月陸編集部