談合調査へ初の百条委員会 疑わしい2件を中心に慎重に調べる 青森県野辺地町
RAB青森放送
野辺地町が発注した2件の工事の入札を巡る談合疑惑です。 町議会が設置した百条委員会が初めて開かれました。 初めての百条委員会は野辺地町議会で開かれ委員6人のうち5人と岡山議長が出席し今後の運営方法などを決めました。 百条委員会は12月定例会で、6月に町が発注した工事の入札を巡り2件の工事で談合があったのではないかという指摘があり初めて設置されました。 1件は町道の舗装工事で、入札に参加した6社のうち2社が1629万4184円の同額で入札しくじ引きで業者が決定しましたが1円単位まで同じでした。 もう1件は町立体育館の非常用照明の改修工事で、町内の業者が税抜きの予定価格と同額の710万円で落札していました。 ★百条委員会 赤垣義憲委員長 「事実をしっかりと究明していくことが必要であろうと それが町民の皆さまへの説明につながっていくと」 百条委員会は今後月1回程度開かれ、関係者の出頭や資料の提出を求めることなどを含め慎重に調査します。