NY円一時半年ぶり高値 146円台前半
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク外国為替市場の円相場は一時、1ドル=146円台前半を付け、2月初め以来、約半年ぶりの円高ドル安水準となった。 朝方発表された7月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が11万4千人の増加にとどまり、市場予想を大幅に下回った。失業率も前月より悪化し、米国経済の悪化が懸念されて、ドルを売って円を買う動きが急速に強まった。 午前10時10分現在は、前日比2円44銭円高ドル安の1ドル=146円92銭~147円02銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0900~10ドル、160円25~35銭。