来季は打者専念の大谷翔平、”新本拠地”ドジャースタジアムとの相性は?米メディアが指摘「左打者は恩恵を受けるかもしれない」
現地時間12月9日(日本時間10日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平は自身のインスタグラムでドジャースと契約合意に至ったと発表。契約は10年総額7億ドル(約1014億円)で、これは北米スポーツ史上最高額となる。 【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る 大谷は今季終盤に故障した右肘の手術を受けた影響で、来季は打者に専念する予定だ。今季は打率.304、44本塁打、95打点、OPS.1.066と驚異的な成績をマークしたが、二刀流スターにとって新しい本拠地となるドジャースタジアムとの相性はどうなのだろうか。 米メディア『MLBネットワーク』は公式のX(旧Twitter)アカウントを更新。大谷が過去、ドジャースタジアムで15試合に出場して打率.357、1本塁打、4打点、出塁率.457、長打率.679、OPS1.136を記録していることを伝えた。今季までア・リーグのエンゼルスに所属していたこともあり試合数は少ないが、打者・大谷にとってドジャースタジアムは好相性なようだ。 また、米スポーツサイト『FANSIDED』も「ショウヘイ・オオタニのMLBキャリアにおけるドジャースタジアムでの数字とは?」のタイトルで記事を配信。大谷が過去に同スタジアムで10打数5安打(うち本塁打1、二塁打2、三塁打2)と、長打を量産していることを紹介した。 さらに、同メディアは「オオタニのようなスーパースターでさえ、移籍に伴う調整は必要だが、彼にとって調整は難しくないかもしれない。彼がやってきたのは、6年間プレーしたエンゼルスタジアムと似たような広さの球場だ」と、ドジャースタジアムがエンゼルススタジアムと球場の広さが変わらない点を指摘。「ドジャースの本拠地では、右中間のフェンスがアナハイムよりも少し短いので、左打者は恩恵を受けるかもしれない」ともしていた。 今季までプレーしたエンゼルスの本拠地・エンゼルスタジアムは、351試合に出場して打率.277、99本塁打、OPS.954を記録したが、新本拠地のドジャーススタジアムでも自慢の打棒を発揮する二刀流スターの姿に期待したい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]