<2年越しの春へ・県岐阜商>センバツ選手紹介/4 2年生内野手 打ったらヒーロー /岐阜
山本晃楓(こうが) 打順は5番。走者がいる状態で回ってくることが多く「『ここで打ったらヒーローだ』という気持ちで打席に入る」と意気に感じている。 宇佐美佑典 1年時は一塁手だったが、今年は三塁手に。「サードは送球も大事」と、送球の正確さを磨いてきた。右打席から右方向への強い当たりを打つのが得意。 梅村豪 新型コロナウイルスの感染拡大による昨春の休校期間は、トレーニングを重ね、ベンチプレスで持ち上げる重さを更新。「チームが活気づく一打を放ちたい」 古賀太智 自宅で1日200本の素振りを続け、バットの先端が動く時速を示すスイングスピードは156キロに。全体練習後は「2人とも練習になるので一石二鳥」と弟の暖人(はると)(1年)と打撃練習。 湊将悟 以前は低めの変化球を空振りすることが多かった。打撃練習の投手役に、ストライクとボールを交ぜてもらってボール球を見極められるように。8番打者として、1試合2安打が目標。 河辺昌也 昨秋から他校の戦力分析を担当。初戦で戦う市和歌山(和歌山)の小園健太投手は「細かな変化球が多く、球種の見極めが難しい」と、2試合分の映像を3回ずつ見直した。 石原英弥 入部以来、毎日2・2キロの米を食べ続け、体重は入学時の55キロから70キロに増えた。走力を生かし「出塁して相手バッテリーにプレッシャーをかけたい」 大野倫永(のりよし) 155キロのマシンの球を打つ打撃練習では「目は慣れてきたがファウルになってしまう」と苦戦中。昨春の休校期間は、笠松町の自宅車庫で、同じ中学出身の宇佐美や湊と打撃練習に励んだ。(敬称略)=随時掲載