なぜ?市内最速での解体は“輪島副市長の隣家”… 市民への正式な周知前に実施できたワケ
石川県輪島市では、副市長が自宅の隣の家の解体について市民への正式な周知を行う前に申請を働きかけ、市内で最も早い時期に解体されていたことが分かりました。 【写真】輪島市の中山由紀夫 副市長 輪島市の中山由紀夫 副市長は、北陸放送の取材に対し「たまたま私の申請が早くなって出来た事は、私個人としては有難かったけど、それがあらぬ誤解を招いたという事で、それについては申し訳なく思っている」と述べました。 輪島市では公費による緊急解体について今月5日にホームページなどで周知し、市民からの相談を今月12日から受け付けていますが、中山由紀夫副市長の自宅側に傾いていた隣の家の解体がその日に始まっていたということです。中山副市長は制度について以前から知っていたため、1月中旬ごろ家の所有者に申請するよう依頼したということです。 中山由紀夫 副市長「規定どおりの受付がされて受理されて、手続きが進むんであれば、たまたま私が一番になっても構わんよと。」 Q.一番最初にしてくれという意味か「そういう意味では全くない」 市によりますと1月下旬から複数の相談申請があり、書類が整ったところから順次、開始しているということです。
北陸放送