ベッド展開が電動って神すぎる! 「デュカト」ベースのイタリアンモダンな巨艦キャンパーの贅沢ぶりとは
老舗キャンピングカービルダーの「ホワイトハウス」は、2022年から正規販売店としてFIAT Professional『DUCATO』(以下、デュカト)の取り扱いを開始しており、ホワイトハウスキャンパーシリーズから仕様違いの3タイプのモデルをラインアップしています。 【写真】全長6m弱の巨体に来場者も驚きのキャンピングカーを見る(全17枚)
モダン&ラグジュアリーな本格派キャンパー「VERONA」
日本に導入されているデュカトは、L2 H2(全長5410mm×全幅2050mm×全高2525mm)とL3 H2(全長5995mm×全幅2050mm×全高2805mm※ベース車両の全高は2525mm)の2つのサイズが用意されています。2023年12月2日~3日の2日間で開催された、お台場キャンピングカーフェア2023に出展された本格派キャンパーの「VERONA」(以下、ヴェローナ)は、多くの来場者から熱い視線が向けられており、架装されたモダンでラグジュアリー、そして使い勝手のよい設えに、子どもから大人まで驚きの様子を隠せずにいました。 日本では、キャブコンバージョンのベース車両として、フラッグシップを担ってきたワイドボディ・スーパーロングのハイエースですが、デュカトの目新しさも手伝い、ハイエースを凌ぐ勢いを見せつつあるのも事実です。
各4名の乗車&就寝定員を確保する居住性が魅力
モデル名のヴェローナのネーミングからもわかるように、イタリアンモダンな居住空間とキャンピングカーとしての使い勝手の高さが最大の魅力です。運転席・助手席の各シートは純正仕様そのままでも回転対座を可能にしていますが、ヴェローナではさらに回転テーブル機構を見直すことで対座スペースを13cm拡大。さらに日本人の体型に合わせてシートの架台の高さを5cm低くすることで、小柄な日本人でも足つき性の悪さを解消することで安全で快適な運転を実現しています。 また、2列目シートを電動で収納することでリビングルームがベッドに早変わり(ベッド長1800mm×ベッド幅1010mm)。車両右側後方にも2段ベッド(上段:ベッド長1880mm×ベッド740mm、下段:ベッド1880mm×ベッド幅670mm)が備わるので、前述の通り4人の就寝定員がしっかり確保されています。その他、リビングルームには、昇降式テーブル/21インチTV/運転席上収納/アクリル窓/タッチパネル式コントロールユニット/ルーフウィンドウ/コンセント&シガーソケット×1が用意されています。