前S班の佐藤慎太郎と競り! 平原康多に後継者指名された武藤龍生が南関選手の番手主張「自分の方が点数ある」/いわき平競輪
いわき平競輪のナイター「東スポ杯・スピチャンスカパー杯(F1)」が4日、開幕。12RのS級初日特選に出場する武藤龍生(33歳・埼玉=98期)に話を聞いた。 初日特選は佐々木眞也の自力一車というメンバー構成。去年までS班を務めていた地元の佐藤慎太郎も佐々木に付けたい様子だったが、点数で佐藤を上回る武藤龍生が佐々木の番手をハッキリと主張した。 「佐々木君にはお世話になったこともあるし、良いレースをする選手なので高く評価しています。点数も自分の方が持っていて、後ろには芦澤(辰弘)さんもいるので引くところではないのかな、と思いました」と思いを明かした。 競輪祭後は「1月の大宮記念に向けて、1か月がっつり練習していた」ようで「脚力自体はだいぶ上がってきました」と手ごたえも十分。微調整を続けるセッティングも「前回の最終日でだいぶつかめてきた」と方向性が定まってきた。 新年初戦が佐藤慎太郎との競りになったが「それくらいの方が(刺激が入って)いいと思います」と言って背筋を伸ばしたタツオ。「勝負の1年」と位置付ける2025年の初戦で強烈なインパクトを残すつもりだ。(netkeirin特派員)