パーク24五輪壮行会 阿部一二三&詩ら代表5人が出席 橋本壮市は史上最年長の出場「柔道人生の集大成として臨みたい」
柔道の強豪実業団パーク24は5日、都内でパリ五輪の壮行会を開催し、所属の代表5人が出席した。男子66キロ級の阿部一二三は「2連覇を必ず達成し、きょうだいで同日優勝をして金メダルを持って帰る」と誓い、女子52キロ級の阿部詩も「パリ五輪で一番輝きたい。全力で一戦一戦戦い抜く」と決意表明。男子100キロ級のウルフ・アロン、女子78キロ超級の素根輝も連覇へ気合を入れた。 また、男子73キロ級で初出場の橋本壮市(32)は日本柔道男子で史上最年長の五輪出場となるが、「入社10年目で、柔道人生の集大成として臨みたい」と抱負。1992年バルセロナ五輪金メダルの吉田秀彦総監督は「私も31歳で(00年シドニー)五輪に出たが、周りからジジイと言われた。それを超えて出るので偉い!」とねぎらい、「全員金メダルを取ってほしい」とエールを送った。