【阪神】ミスで首位陥落 8回に佐藤輝明の落球から逆転許す…村上頌樹は自己最多130球も無念の黒星先行
◆JERAセ・リーグ 中日4―2阪神(14日・豊橋) 阪神が終盤の痛いミスもあり、首位から陥落した。1点リードで迎えた8回の守り。無死二塁で田中のバントが捕手の前に転がり、坂本が三塁へストライク送球。完全にアウトのタイミングだったが、佐藤輝がまさかの落球。失策で無死一、三塁となり、先発の村上がカリステに同点の右前打を浴びた。さらに1死満塁とされ、石川に勝ち越しの2点打を許して降板。7回まで1失点と好投していた村上は自己最多130球の熱投も実らず、2勝3敗と黒星が先行した。 1点を追う6回に一度は逆転。1死一塁から佐藤輝が中越え二塁打で二、三塁と好機を拡大した。前川の一ゴロ野選で同点とし、なおも一、三塁から坂本の二ゴロの間に勝ち越し。得点シーンに大きく貢献した佐藤輝だったが、後味の悪い結末となった。
報知新聞社