EURO後もサウスゲート監督は続投か。決勝の結果にかかわらずFAは指揮官の残留を希望と報道
イングランドサッカー協会(FA)は、EURO2024決勝の結果にかかわらずガレス・サウスゲート監督の代表監督残留を希望しているようだ。『ESPN』が伝えた。 現在開催中のEURO2024でイングランド代表はグループリーグを首位通過すると、ラウンド16ではスロバキアに逆転勝利を収め、準々決勝ではスイスを相手にPK戦の末に勝利。準決勝では強敵・オランダに競り勝ち、決勝進出を決めるに至った。 2大会連続でのEURO決勝進出をイングランドが成し遂げた中、注目されているのはサウスゲート監督の今後の動向だ。チームを率いるサウスゲート監督は、現在の契約が今年の12月で切れることに。そういった状況もあり、53歳の指揮官はこれまでもEUROが終わってから自分の立場を考えると繰り返し主張してきた。 一方、FAは3年前のEURO2020決勝でイタリアにPK戦の末に敗れた後、イングランドを初めて外国での主要な決勝戦に導いたサウスゲート監督を評価。大会前夜にはFAの最高責任者マーク・ブリンガム氏が 、「私はガレスのことを高く評価している。彼はチームの運命を変えたと思う。それはピッチの外だけでなく、ピッチ上のパフォーマンスにも表れている。1966年以来、彼はノックアウトゲームの約半分に勝利している」と指揮官への信頼を改めて口にしていた。 そんな中、『ESPN』によれば、FAは2026年のアメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップでサウスゲート監督にイングランド代表を率いてもらいたいと考えているという。そのため、イングランド代表監督に就任してから10年という節目を迎える新契約にサインする必要があると伝えた。決勝の結果にかかわらず、FAは契約延長を望んでいるようだ。