松任谷正隆、自動車好きになったきっかけは「アメリカのホームドラマ」
日テレNEWS NNN
音楽プロデューサーで、自動車愛好家としても知られる松任谷正隆さん(71)が10月31日、エッセー集『車のある風景』の出版記念イベントに登場し、自動車が好きになったきっかけを明かしました。 【画像】記者会見に登場した松任谷正隆さん イベントでは「物心がついたときに一番なりたかった職業は、タクシーの運転手、バスの運転手だった」と語るほど、幼少の頃から自動車に興味があったという松任谷さん。興味を持った当時の日本の様子について、「今年で72歳になりますけど、僕が生まれた年ぐらいは戦後は終わっていない感じだった。だから、車を持っている人はすごく少なかった。街を走っている外国車はだいたい駐留軍の払い下げのアメリカ車だった。だから、みんなアメリカ車に憧れた」と振り返りました。 さらに、「テレビ番組が今では信じられないけど、ゴールデンタイムがアメリカのホームドラマだったんです。たいてい車が出てきて、それにすごくすり込まれて影響を受けました」と、車好きとなったきっかけを明かしました。 エッセー集『車のある風景』は、『日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)』の選考委員も務める松任谷さんが、JAF(日本自動車連盟)の機関誌で連載中のエッセーを単行本化した1冊で、味わいのあるカラーイラストや貴重な写真と共に、車にまつわる出来事や思いがつづられています。