「努める」「勤める」「務める」の覚えておきたい使い分けを林修が伝授!『ネプリーグ』で放送の<豆知識>
『ネプリーグ2時間SP 日本代表アスリートVS最強NHK軍団VSクセあり芸人』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。 「務める」という漢字を書く問題では、林修先生が「つとめる」と読む3種類の漢字「努める」「勤める」「務める」の使い分けについて解説しました。 まず「努力」の「努」を使う「努める」は、力を尽くして努力するという意味で使います。 「勤める」と「務める」は使い分けが難しいのですが、「勤める」は「一定の職場で継続的にお金をもらって働く」というニュアンスで使われます。 また、仏教で「つとめる」を使うときには、必ず「勤める」を使用。仏事に精進する「勤行(ごんぎょう)」に「勤」の文字が使われているので、セットで覚えておけば間違えずに使うことができそうです。 一方「務める」は、「一時的に割り当てられた役目を果たす」という意味。「司会を務める」などと使われるので、覚えておきたいですね。
「骨頂」の本来の意味とは?
「骨頂」という漢字を書く問題でも、林先生は解説を加えました。 「愚の骨頂」や「真骨頂」などという言葉で使われる「骨頂」ですが、「頂」の字は「張」の当て字だと言われています。 「骨頂(張)」の語源は「骨張る」で、もともとは「主張する」、また、そういった主張をする「首謀者・中心人物」という意味でした。 そこから転じて「程度が甚だしい・最上」という意味になり、最近では「愚の骨頂」のような悪い意味で使われることが多いのだそうです。
パンに砂糖がたくさん使われている理由は?
砂糖の消費量が多い製品を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生がパン作りに砂糖がどのように使われているかを解説しました。 パンをふっくらさせるために「酵母」が使われますが、砂糖を入れると「酵母」の発酵が促されてガスが多く発生します。その結果、パンがふっくらと膨らむのだそうです。 逆にフランスパンのように硬い触感を楽しむパンの場合は、砂糖を入れずに発酵が進まないようにしています。 また、医薬品でも砂糖は活躍しています。医薬品の独特な苦みやにおいを抑えるためのコーティングとして、白糖が使われているのだそうです。 8月19日の『ネプリーグ2時間SP 日本代表アスリートVS最強NHK軍団VSクセあり芸人』では、吉田沙保里さんら「日本代表アスリートチーム」と青井実さんら「最強NHK軍団」、カンニング竹山さんら「クセあり芸人チーム」が、三つ巴の戦いを繰り広げました。 『ネプリーグ2時間SP日本代表アスリートVS最強NHK軍団VSクセあり芸人』(フジテレビ)2024年8月19日放送より
めざましmedia編集部