札幌 すすきの頭部切断事件 父親・修被告「これ以上娘を追い詰めたくなかった」母親の2回目の裁判で証言【Nスタ解説】
ホラン千秋キャスター: 母親は「異常だ」ということを自覚し、父親も遺族に対し「申し訳ない」と思っている。にも関わらず、娘に対しては親として「守りたい」という感情がある。家族としてどのように機能していたのでしょう。 パナソニック社外取締役 ハロルド・ジョージ・メイさん: 家族として機能していないから、このような事件が発生したのではないでしょうか。行き過ぎた愛情はどこかでストップしないといけない。ある意味、親の責任でもありますね。 海外でも例を見ない、非常に凶悪な犯罪です。しかも父親は誰よりも命の尊さを理解している医師にもかかわらず、事件に関与してしまった。何があったのか、法廷ではっきりと述べてほしいですね。 ホランキャスター: どこかでストップをしなくてはいけないとわかってはいると思うんです。しかし外に知られたくないという思いが働いてしまう。どのようにSOSを出せばいいのか、また外部はどのように異変を察知できるのか。難しい問題です。 ハロルド・ジョージ・メイさん: 普通の人生においても相談できる友人や親戚などは必要です。相談できる相手がいないとどうなるか。この事件が思い知らせてくれたのではないでしょうか。
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