楽天・則本が生涯守護神宣言!「後ろで投げる覚悟」 “マー君ショック”払拭へ若手先発陣の底上げ期待
守護神転向1年目で32セーブを挙げセーブ王となった楽天・則本が、若手先発陣の台頭に期待した。仙台市内の球団事務所で契約交渉し、7年契約の最終年となる来季は現状維持の年俸3億円プラス出来高でサインした。 1年目から7年間、合同自主トレも行った田中将が24日に電撃退団を表明。ともに球団初の13年の日本一を導いただけに「正直ビックリした。田中さんの野球人生なので、選択したことは応援したい。どこかの球場でお会いできるのを楽しみにしてます」と寂しげだった。そのマー君ショックを受け、早川、内、古謝らに続く若手先発陣の底上げに期待。「今年成績を残した選手がどっしり1軍のイスに座れないような底上げが必要」とした。 三木監督からは来季も抑えを託され「去年、抑えをやると伝えた時から(現役が)終わるまで、後ろで投げる覚悟で引き受けた」と生涯守護神宣言。10月21日に受けた右足首手術のリハビリも順調で「確約されたポジションと思っていない。特に藤平と(鈴木)翔天には負けたくないので、争ってつかみ取る」と力強かった。(伊藤 幸男)