（写真：群馬テレビ）

障害者の雇用に積極的に取り組んだとして、県内の５つの企業に県庁で表彰状が贈られました。県と独立行政法人の「高齢・障害・求職者雇用支援機構」では、障害者の雇用促進に積極的に取り組んでいる企業を毎年表彰しています。 今年度は、知事表彰に太田市の人材派遣会社「エス・エス・シー」など３社、努力賞に伊勢崎市の富士精螺など２社が選ばれました。このうち高崎市などで介護施設を運営する「グルード」は、現在、１３人の障害者を雇用していて中には介護の専門職で活躍している人もいます。 グルードの岡部泰三代表は、「障害のある人が安心して自立した暮らしが出来るよう共に働くという形で手助けをしていきたい」とあいさつしました。ことし４月から障害者の法定雇用率は、民間企業で２．５％に引き上げられましたが、県内企業は２．２８％と下回っていることから県では企業向けの研修会を開くなど取り組みを進めています。