米スーパー・マイクロ、新監査役を任命 ナスダックに規則順守計画提出
[18日 ロイター] - 人工知能(AI)サーバーを手がける米スーパー・マイクロ・コンピューターは18日、BDO USAを監査役に任命し、ナスダックに上場規則順守に向けた猶予期間延長を求める計画書を提出したと発表した。 計画書では、年次報告書(6月30日終了)と7─9月期決算報告を完成させることができるとしたが、具体的な期日は示さなかった。 同社は8月、「財務報告に関する内部統制」を評価する必要があるとして、年次報告書の提出を延期。上場が危ぶまれる状況となった。 また先月末には大手会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)が監査役を突然辞任していた。 ナスダックは上場規則順守に向けた改善計画を提出する猶予期間を11月中旬まで設けている。 計画が承認されれば、来年2月まで期限が延長されることになる。 計画の審査が終わるまでスーパー・マイクロの株式はナスダック上場が維持される。