「パタゴニア」中古販売の現場へ、「ウィークエンド マックスマーラ」×川島織物で胸熱【向千鶴サステナDが行く】
この場は、実験場であり対話の場だな、というのが訪れた印象です。例えば、どんなに愛着がある製品でもギアとしての機能性が担保できなければアップサイクルを断ることもあるそう。アウトドア製品ゆえ、使用者の命に関わることもあるからです。ここで思い浮かんだのが登山家であった高齢の自分の父の姿です。もう山には登れない彼にとっては、機能性がなくとも愛用の一着を散歩着として持っていたいでしょう。そういった対話がこの場では広がっていきそうです。
その頃、日本は戦国時代だった
「チャーチ」CEO来日ディナー(5/29)
英国のシューズブランド「チャーチ」のデニ・マンザットCEOが職人と来日し、製品のお披露目と合わせて東京會舘でディナーが開催されました。ブランドの創業は1873年と十分に「老舗」ですが、その始まりは1617 年(日本の関ヶ原の戦いの数年後)に靴の職人アンソニー・チャーチが靴づくり始めたことにさかのぼるそうです。受け継がれてきた技を目の当たりにし、これをサステナビリティと呼ばない理由は見当たりません。
いただいた食事は、故・エリザベス女王が来日したときとほぼ同じメニューとのことでワインとともに時間がゆっくりと流れてゆきました。