【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ第35節、トッテナム対アーセナルが現地時間28日に行われた。試合は、2-3でアウェイのアーセナルが勝利している。地元メディア『football.london』をはじめとした複数メディアが、この試合先発フル出場した日本代表の冨安健洋のパフォーマンスについて評価を下している。 【動画】トッテナム対アーセナルのハイライト 　優勝争いを繰り広げるアーセナルは、首位を走るマンチェスター・シティにプレッシャーをかけるためにもダービーとはいえ絶対に負けられない戦いだった。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、のースロンドンダービーとも呼ばれる重要な一戦でデクラン・ライスやマルティン・ウーデゴール、日本代表の冨安健洋などを先発起用した。 　試合は、14分にアーセナルがコーナーキックから先制。さらに、26分にはカウンターからブカヨ・サカが決めて2点のリードを奪った。さらに、37分にはまたしてもコーナーキックからアーセナルがゴールを奪い前半のうちに3点のリードを奪うことに成功。後半にトッテナムが2点を返すも、最終的にアーセナルが3-2で勝利している。 　同メディアは、この試合の冨安のパフォーマンスについて、「序盤のやり取りでは少しボールの扱いが雑だった」と述べた上で、「試合が進むにつれて大きく改善した。1対1の局面では非常に堅実だが、ボールを扱うのは常にベストとはいえない」と続けていた。 　一方で、英メディア『INDEPENDENT』は、「典型的なサイドバックとして力強いパフォーマンスを見せた」と高く評価。また、英メディア『Evening Standard』も、「前節のチェルシー戦に続いてスタメンをキープ。アーセナル最高の左SBだと感じさせた」と、複数メディアが冨安のパフォーマンスについて一定の評価をしていた。