春は「青春18きっぷ」で、名古屋城の「金のしゃちほこ」を見に行きたい! 東京から行く場合のタイパやコスパについても解説
「青春18きっぷ」は、1日当たり2410円でJR全線の普通列車が乗り放題になる非常にお得な切符です。ただ、せっかく春季18きっぷを買ったのにまだ使っていないという人もいるかもしれません。 今回は目的地を名古屋城として、青春18きっぷを利用した場合と新幹線を利用した場合を比較し、それぞれの所要時間や価格について解説します。「コスパ」や「タイパ」を考えるとどちらがいいか、参考にしてください。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
青春18きっぷを利用した場合の所要時間は約6時間21分
青春18きっぷで東京から名古屋城まで移動した場合、所要時間は約6時間21分です。日曜日にJR東京駅を出発し、名古屋城駅(市営地下鉄名城線)を目指す設定です。行程表は図表1の通りです。 図表1
筆者作成 図表1の予定では途中休憩の時間を考慮していないため、休憩を挟む場合にはそれに応じて到着時間が遅れることになります。 ■青春18きっぷを利用した場合の費用は2650円 青春18きっぷは5回分(5日分)を1万2050円で購入でき、1回(1日)当たり2410円でJR全線の普通列車などが乗り放題になる切符です。今回取り上げるケースでは、金山駅から名古屋城駅までの区間で市営地下鉄名城線を利用するため、その分の240円を追加し、合計の費用は2650円です。
新幹線を利用した場合の所要時間は約2時間13分
一方、新幹線で東京から名古屋城まで移動した場合、所要時間は約2時間13分です。こちらも日曜日にJR東京駅を出発し、JR名古屋駅でバスに乗り換え、名古屋城に近いバス停である市役所(名古屋市営バス)を目指す設定とします。行程表は図表2の通りです。 図表2
筆者作成 青春18きっぷの場合よりも、非常に短い所要時間で移動できます。また、東京駅を発車する時刻についても朝早すぎるわけではなく、比較的ゆとりを持って移動できます。 ■新幹線を利用した場合の費用は1万770円 新幹線で東京駅から名古屋駅まで移動した場合、自由席で1万560円かかります。また、名古屋駅から市役所駅まで名古屋市営バスを利用するため、210円が追加でかかります。そのため、1万770円が合計の費用となります。