ドラマ『顔に泥を塗る』に出演する西垣匠（上）と高橋ひかる

　高橋ひかるが主演する7月13日スタートのドラマ『顔に泥を塗る』（テレビ朝日系／毎週土曜23時30分）の追加キャストとして、西垣匠の出演が発表された。氷の笑顔で心をエグる最恐モラハラ男を演じる。 【写真】『みなと商事コインランドリー』で人気を集めた西垣匠 　ヨシカズの同名漫画を実写化する本作は、運命的に出会ったメイク男子に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅（高橋）が、モラハラ男へと変貌した彼氏に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリー。 　次世代を担う若手俳優として注目を集める西垣匠が、高橋演じる美紅を恐怖のどん底に突き落とすモラハラ彼氏役で出演することが決定した。自身初となる“悪役”で新たな一面を披露する。 　西垣が演じるのは、美紅と同棲するエリート弁護士・結城悠久＝通称・ハル。学生時代から美紅と付き合っているハルは、頭も良くて優しく、誰もが憧れる存在。とても穏やかで、常に美紅を気遣う優しい彼氏だったが…。美紅がメイク男子の高倉イヴ（木村慧人）と偶然出会い、メイクをしてもらったことをきっかけに、優しかったハルがモラハラ男へと豹変。「美紅のため」という偽善に満ちた言葉を口にしながらも、冷徹に美紅を翻弄していく。 　2021年に俳優デビューをはたした西垣は、『みなと商事コインランドリー』『ハマる男に蹴りたい女』『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』などのドラマや、舞台『劇団☆新感線　薔薇とサムライ2 ―海賊女王の帰還―』、映画『わたしの幸せな結婚』など話題作に続々と出演し、存在感を発揮してきた。多彩な役を演じてきた西垣だが、実はヒール役は初挑戦となる。 　西垣はこれまで「一見外面は悪いけど根はいいやつ、のような役を演じることが多かったんです」と言い、「そういう意味では今回、外面がすごい良いけど、美紅の前で本性が現れるという、これまでやってきたものとは対照的な役なので、とてもチャレンジな作品だなと思いました」と期待に目を輝かせて語る。 　一方で、西垣自身は慶応義塾大学を卒業し、学生時代にはフェンシング日本代表として海外遠征に行っていたこともあるなど、そこはかとない洗練された雰囲気がエリートのハルにも通じる。「キャーキャーという歓声は木村慧人くんたちにお任せして、別の違った悲鳴を視聴者の皆さんから頂けるように頑張りたいなと思います！」と意気込む西垣が、全身全霊で挑むモラハラ彼氏・ハルに注目したい。 　土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』は、テレビ朝日系にて7月13日より毎週土曜23時30分放送。 ※高橋ひかるの「高」は「はしごだか」が正式表記。 ※高橋ひかる、西垣匠のコメント全文は以下の通り。