<2025年注目劇場版アニメ>「鬼滅の刃 無限城編」や「ガンダム」新作 話題作続々 「まどマギ」「チェンソーマン」も
「エヴァンゲリオン」シリーズのメカニックデザインを担当する山下さんがデザインした主人公機GQuuuuuuXは、くびれた腰、独特の形状の足首など従来のガンダムとは大きく異なることも話題になっている。サンライズとカラーがタッグを組み、一体どんな「ガンダム」が描かれるのか、期待が高まる。
◇「鬼滅の刃」無限城編 劇場版3部作で描かれる決戦
2025年公開の劇場版アニメで注目を集める作品の一つが、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」。
2024年5~6月に放送されたテレビアニメ「柱稽古編」に続く「無限城編」が劇場版3部作として制作される。「柱稽古編」の最終回では、鬼の始祖・鬼舞辻無惨と、鬼殺隊のお館様こと産屋敷耀哉が邂逅(かいこう)を果たした。お館様の危機に、竈門炭治郎や柱が集結し、無惨と対峙(たいじ)。「無限城編」では、鬼の本陣・無限城を舞台に鬼殺隊と無惨ら鬼との決戦が繰り広げられる。
テレビアニメの先行上映を除くと、「鬼滅の刃」の劇場版は、2020年に公開され、国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録する大ヒットを飛ばした「無限列車編」以来となる。「神作画」が話題になってきたufotableが、スクリーンでどんな「無限城編」を見せてくれるのか、注目したい。
◇「魔法少女まどか☆マギカ」待望の新作 新房昭之監督、虚淵玄らスタッフ再集結
人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の待望の新作となる劇場版アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ<ワルプルギスの廻天>」も2025年冬に公開を控えている。
2013年に公開され、当時、深夜アニメの劇場版として初の興行収入20億円を突破した「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」の“正統なる続編”で、総監督の新房昭之さん、脚本の虚淵玄(うろぶち・げん)さんらスタッフが再集結する。どのような物語となるのか、まだ謎は多いが、新キャラクターらしき少女が登場する特報が公開され、話題になっている。公式サイトに掲げられた「『叛逆の物語』の正統なる続編――そして、新たな始まり。」という意味深なコピーも気になるところだ。