PSGがクワラツヘリアに1億ユーロのオファー? ムバッペの後釜獲得に向け、本格始動か
代理人はオファーを認める
パリ・サンジェルマン(PSG)はナポリでプレイするクヴィチャ・クワラツヘリア獲得に向け、本格的に動き出しているようだ。 今夏にエースのキリアン・ムバッペが退団するPSGは後釜を探しており、様々な選手の獲得の噂が浮上しているが、クワラツヘリアもそのうちの1人だ。そんななか、同氏の代理人であるマムカ・ジュゲリ氏は伊『La Gazzetta dello Sport』のインタビューにてPSGからのオファーを認めた。 同氏は、「サウジアラビアからのクワラツヘリアへの関心は真実ではない」と、中東からのオファーを否定したが、続けて「PSGからの関心とオファーはあるが、すべてはナポリと会長の決断次第だ」とコメントしている。さらに移籍市場に詳しいジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、PSGがナポリに提示したオファーはなんと1億ユーロ(約171億円)にもなるという。 ナポリは昨シーズン、33年ぶりにスクデットを獲得したが、今シーズンは10位となっており、苦戦。クワラツヘリア自身は公式戦45試合で11ゴール9アシストという結果を残したが、チームとして苦戦を強いられた1年となった。 そんなナポリは同じく昨シーズンのスクデットに貢献したヴィクター・オシムヘンが今夏に移籍を果たす可能性が高く、2大エースの同時流出だけはナポリも避けたいところだろう。そんなナポリはユヴェントスやインテル、チェルシーなどを率いたアントニオ・コンテが新監督に就任することが濃厚と考えられており、再建に向けた動きが今夏期待される。 これまでも多くのクラブに注目されてきたクワラツヘリアだが、今夏の去就はどのような結末を迎えるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部