【将棋】渡辺明九段が左膝手術から退院発表、リハビリは1年計画「このケガも悪くなかったと…」
将棋の渡辺明九段(40)が5日、X(旧ツイッター)を更新。左膝前十字靱帯の手術を終え、退院を報告した。 「1月5日(日)前十字靱帯再建手術後16日目」と前置きし、「退院しました。18日ほど滞在して、病院の先生方、看護師の皆さん、食事を作って頂いた方々、リハビリの先生方、清掃の方、多くの方にお世話になりました」と感謝した。 リハビリについては「再建靱帯は元の強度になるのに1年かかると言われているので、今後は自宅と通院でのリハビリを継続していきます」と明かし「休場自体は1月20日までで、手術内容によっては入院が長くなる可能性もあったので、この期間になりました(結果、退院が早まった)」とつづった。 さらに「昨年5月の受傷から、今日までの入院生活を経験して、新たにだったり、改めての気付きがたくさんありました。いつか振り返った時にこのケガも悪くなかったと思えるように生きていきたいです。入院記にお付き合いを頂き、ありがとうございました」とフォロワーにも感謝。「最後の方は暇になってきて、対局、仕事、研究に追われている日々は忙しくても幸せだと再確認できました。こんな長文を毎日、書くことは今後ないかと笑」と締めくくった。 今回の手術入院で、ABEMA「将棋チャンネル」の「ABEMAトーナメント2025」には不出場となった。オリジナル対局企画「ABEMA地域対抗戦2025」で務めている関東Bの監督は交代する。 日本将棋連盟は左膝の手術のため、昨年12月19日から今月20日まで休場すると発表。渡辺もXを通じ「左膝・前十字靱帯再建の手術入院のため、1か月ほど休場させて頂くことになりました」と言及。そして「6月に予定していた手術を回避してやってきて、状態はそんなに悪くなかったのですが、11月頃に悪化して、このままいくのは難しいと感じるようになりました。そこから手術の日程を探した結果、棋戦など多方面に調整等でご迷惑をお掛けして申し訳ありません」とつづった。左膝負傷の要因はフットサルと明かしている。