侍・井端監督「合格点は出る。本番までに100に近づくように」宮崎事前合宿打ち上げ
侍ジャパン・井端弘和監督(49)は6日、宮崎事前合宿を打ち上げ「イメージしているより良かったので、合格点は出るのではないかと思います。本番までに100に近づくようになっていればいい」と笑顔で振り返った。 10月29日から8泊9日の合宿を終えて、選手と一緒に手締めをした指揮官は、投打ともに手応えを感じていた。5日の広島との練習試合(SOKKEN)に先発し3回完全投球の井上を始め、投手陣の仕上がりは万全。野手陣に関しては実戦感覚の鈍りを心配していたが、広島戦で積極的にスイングを仕掛ける姿を見て、一安心した。 8日には日本シリーズ組のDeNA・牧、佐野、桑原とソフトバンク・栗原が合流予定。「4人とも明るいですし楽しみ。一気にがらっと変わるんじゃないかな。やっと全員が本番モードに入れる。待ちわびています」とさらにチームの結束が強固になることを願った。 チェコとの強化試合(バンテリンD)は、9日の初戦に高橋宏、10日の2戦目に早川を先発させると明言。「久々の実戦登板だと思います。本番に向けて、いい準備ができればいい」。指揮官も、13日の初戦のオーストラリア戦(同)へと気持ちを高めていく。(阿見 俊輔)
報知新聞社