松谷綺が「防衛戦をしない王者ってどうなのかと思う」とワンマッチからタイトル戦への変更を直訴【Krush】
里見は昨年6月に大沢文也を破りライト級王座を獲得も、9月のK-1で伊藤健人にKO負け。王座をかけての今年2月の再戦でもKO負けを喫し王座陥落。8月に永澤サムエル聖光を相手に再起戦でKO勝ちを収め、試合後のマイクで外国人選手との対戦をアピールしていた。 その里見に用意されたのはアーロン・クラーク(アイルランド/SOMA FIGHT CLUB)。昨年6月にK-1で王者の与座優貴と対戦し判定負けを喫したものの、フルラウンド立ち続けてタフさを見せつけ、再来日が待望されていた強豪だ。 里見は「リングで“次は外国人と戦いたい”と言ったら組んでくれて感謝している。クラーク選手は与座選手との試合を見たが、体が強いと思った。K-1王者でもダウンも取れずに判定まで行ったので強いのは間違いない。ここで自分がKOすることがあれば、今年の屈辱を今年中に返せられる感じで終われるので、また会場が爆発するような試合をしたい」と語った。 勝っても負けても常に華のある試合を見せる里見なのだが「自分が幼い時から見てきたKrushは、自分が華やかだなと思っていた選手は勝ち方も負け方も華があるとずっと思っていた。負けるのは良くないが、勝ちに徹して勝つよりも、リスクを背負って倒される覚悟をもってKO氏に行くほうがカッコいいと思っていて、それを見せるのがKrushのリングだと思っている。勝ちに徹するような試合より、人の心を動かすような勝ち方を目指して日々作りあげている」と今回も華のある試合を約束した。