【2024パリ五輪】あまり語られない…舞台裏で起こっていた”名迷”場面5選
表彰式で赤ちゃんの性別をアナウンス
100m背泳ぎで銅メダルを獲得したアメリカのライアン・マーフィー選手。メダルを受け取るために表彰台に上がると昨年9月に結婚したブリジット夫人が観客席で白いポスターを持っているのが目に入ったそう。
そこに書いてあったのは「ライアン、女の子だよ!」。ブリジット夫人は妊娠中で、間もなく赤ちゃんが誕生する。マーフィーはその後インタビューで「赤ちゃんの 性別はこれまで知らなかったんだ」とコメント。「あのニュースで酔っ払ったみたいな気持ちになったよ。この日をまるで別のレベルまで引き上げてくれた」。
キャサリン皇太子妃のドッペルゲンガー、悲願の金メダル
大会3日目に行われたマウンテンバイク女子のレースで、優勝に輝いたのは地元フランスのポーリーヌ・フェラン=プレヴォ選手。彼女はシクロクロス、ロードレース、MTBで世界チャンピオンのタイトルを持つ超実力派。でもオリンピックのメダルに縁がなく、4度目となる今回のパリ五輪で初めてのメダル、しかも金を獲得した。
この悲願達成にバイクファンもフランスの観客も大興奮。でもそれと同じくらいエキサイトしたのがロイヤルファン。理由はフェラン=プレヴォ選手がキャサリン皇太子妃にそっくりだから。実は彼女は2016年のリオデジャネイロでも、2021年の東京でも皇太子妃のドッペルゲンガーとしてニュースを賑わせた過去がある。スポーツが大好きな皇太子妃も療養中ではあるけれどきっと今頃、オリンピックを観戦しているはず。自分にそっくりなフェラン=プレヴォ選手の活躍を喜んでいるのでは?
米体操女子、新旧選手が大っぴらバトル
体操女子団体で金メダルを獲得したアメリカ。エースのシモーネ・バイルズ選手はこれを祝してチームメイトとの写真をSNSに投稿、「才能がなくて、怠惰なオリンピックチャンピオン」となんとも不思議なコメントを書き添えた。
実はこれ、前回の東京オリンピックでバイルズ選手と共に体操女子の代表に選ばれ、跳馬で銀メダルを獲得したミカイラ・スキナー元選手(写真右)のコメントに対する反撃。スキナー元選手はアメリカ代表の顔ぶれが決定するとYouTubeにビデオを投稿、「シモーネ以外の選手は才能も深みも以前とは違うような気がする。つまり明らかに多くの選手が勤勉ではない。彼女たちには労働意欲がない」。 ちなみにスキナー元選手はその後、SNSで「私の発言は間違って解釈された」「今の選手だけについてだけ言っているわけじゃない」とコメント、問題のビデオは削除している。とはいえこの釈明の説得力はいまいち。報道によるとスキナー元選手はバイルズ選手のインスタグラムをブロックしてしまったとか。メダルを取りつつ、大っぴらにバトルを繰り広げる新旧選手にアメリカマスコミの目は釘付け。