宮崎の「ちりとり鍋 かなう」が営業半年 大阪から取り寄せた牛ホルモンも
大阪・鶴橋の名物料理を提供する「ちりとり鍋 かなう」(宮崎市佐土原町下田島、TEL 0985-41-6563)が宮崎にオープンして、11月1日で半年がたった。(ひなた宮崎経済新聞) 【写真】タコフェ(写真提供=ちりとり鍋かなう) 大阪出身の男性店主・通称「マスター」さんと、妹の「えーちゃん」さんが経営する同店。マスターさんの息子が宮崎在住であるため、きょうだいで移住したという。飲食店経営の経験があるえーちゃんさんは「宮崎ではなじみがないと思うが、清掃用具の「ちりとり」と似た形の鍋を使う。鍋というと夏場は暑いというイメージを持たれるが、IHコンロのため、そこまで暑さは感じられない」と話す。「一人でも楽しめる」とも。 1人~2人分の「ちりとり鍋かなうセット」(2,880円)は、牛ホルモン5種と「ツラミ」肉、宮崎では「おやし」と言われる「豆もやし」、キャベツ、タマネギ、ネギが入り、たれには甘めのしょうゆベースのものを使う。好みでコチュジャンを追加することで、辛みを調整できる。鍋の追加メニューには「上ミノ」(980円)や「テッチャン」(780円)、しめに追加する「中華そば」「うどん」(以上280円)や「トッポギ」(380円)などを用意する。 ほか、ホルモン(1,280円)などの焼き物や、一品料理のタコのサラダ「タコフェ」や「冷麺」「チャプチェ」(以上980円)などを用意する。「キムチとホルモン類は切り方に特徴があり、柔らかいものを大阪から取り寄せて提供している」とえーちゃんさん。 えーちゃんさんは「この半年で、口コミなどの影響で少しずつお客さまが増えてきた。今後より多くの宮崎の人に味わってほしい」とも。 営業時間は17時~23時(土曜・日曜は10人以上の予約制で、12時~16時も営業)。木曜定休。
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