ジェコ、タディッチのベテラン戦士が止まらない トルコの名門フェネルバフチェで見せるゴールラッシュ
トルコの名門で大暴れ
今季のトルコ1部リーグでは名門のフェネルバフチェとガラタサライが激しい戦いを展開している。 ここまで両チームは13勝1分1敗の成績で勝ち点40を稼いでおり、現在は得失点差でフェネルバフチェが首位に立っている。3位のカイセリスポルとは11ポイントの差がついているため、早くもフェネルバフチェとガラタサライの一騎打ちといった様相だ。 中でも目立つのは、リーグ最多40ゴールを奪っているフェネルバフチェの攻撃力だ。それを引っ張るのは、今夏チームに加わった35歳のセルビア代表FWドゥシャン・タディッチ、37歳のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの2人だ。 タディッチはアヤックス、ジェコはインテルを離れてフェネルバフチェへ加わっており、その実力はベテランとなった今も衰えていない。タディッチはここまでリーグで7ゴール6アシスト、ジェコは12ゴール2アシストと見事なペースを披露している。この12ゴールという数字は、ガラタサライFWマウロ・イカルディと並んでリーグトップタイだ。 今月24日にはリーグ戦で両者の直接対決が予定されており、その5日後の29日にはトルコ・スーパーカップで再び顔を合わせる予定だ。トルコ国内のサッカーファンにとっては見逃せない年末の二大バトルとなりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部