「今大会はあまり強さを見せられていない」開催国に挑む大岩Jを、中東メディアはどう見る? 5年前の敗北も回想「カタールの危険性を認識している」【U-23アジア杯】
「3.5」の狭き門を突破できるか
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月25日、カタールで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でホスト国のカタールと対戦する。 【PHOTO】カタールとの準々決勝前日、リラックスした表情で練習場を後にするU-23日本代表を特集! パリ五輪のアジア最終予選を兼ねる同大会で、パリ行きの切符を勝ち取るには上位3か国に入るか、4位に回れば大陸間プレーオフでギニアに勝たなければならない。 「3.5」の狭き門を突破するために、まずはベスト4進出を目ざす大岩ジャパン。中東メディア『Win Win』は、準々決勝の先陣を切るカタール対日本の一戦を展望した。 カタールについては、「(グループステージの)3試合でわずか4ゴールと、攻撃面では平凡に見えた」と記し、「しかし、失点はわずか1。ディフェンスに懸けている」と守備面の充実ぶりを強調した。 一方の日本に関しては、「グループBの首位を韓国に譲り、2位という厳しい立場に立たされた」とし、アジアの戦いにおけるカタールとの関係性に言及する。 「日本代表はカタール代表の危険性を認識している。2019年のアジアカップ決勝では、3-1で勝利したカタールが初優勝を飾っている」 A代表では悔しい想いをしたが、U-23世代では、2016年大会で日本は優勝。当時もカタールでの開催だった。記事ではこのことに触れたうえで、「だが、今大会はあまり強さを見せられていない。ここまでの3試合で3得点・1失点。グループBの難しさを物語るものだ」と評する。 負ければ終わりの一発勝負。日本は難敵をくだし、8大会連続となる五輪出場に前進できるか。試合は日本時間で25日の23時にキックオフ予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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