サッカー日本代表の森保一監督

サッカー日本代表の森保一監督（56）が14日、J1の柏－磐田を視察。試合後に報道陣の取材に応じ、2026年W杯アジア最終予選の10月シリーズ（サウジアラビア・10日、オーストラリア・15日）への思いを語った。 ライバルの呼び声高いオーストラリアは、現在２試合を戦い１分け１敗でC組５位と不調。森保監督は「調子が悪いからこそ気をつけないといけない。土俵際に立たされている状態で対戦するときに持っている以上の力を出してくるかもしれない」と警戒した。 ９月シリーズ（中国戦、バーレーン戦）では細谷の他にDF高井幸大（20）＝川崎、DF望月ヘンリー海輝（22）＝町田＝ら若手を招集。バーレーン戦後、「（早い展開の中で）プレーの判断スピードを上げること」と課題を出したことを明かした。 10月シリーズでは、9月シリーズ同様に冨安健洋（25）＝アーセナル、伊藤洋輝（25）＝バイエルン・ミュンヘン＝ら負傷中の選手の欠場が予想される。「各ポジション、選手が入れ替わっても次の選手がいる。高井もいるし、今日は映像は見ていないが、おそらくヘンリーがセンターバックで試合に出ている。日本の戦力となってもらえるような選手を常に見ていきたい。（柏の）関根（大輝、22）は五輪ではサイドだったが、もともとセンターバック。センターバックやれる選手がサイドバック、ウイングバックをやれるのをみていきたい」と柏のパリ五輪代表DF関根の名をあげた。