開発者に聞いたホンダ新型ホーネットの魅力「スチール製ツインスパーフレームはダウンドラフトを活かすため」
ホーネットはCB1000Rの後継モデルではない!?
同じ1000ccネイキッドモデルとして、従来のCB1000Rとの棲み分けはどう考えているのだろうか? 「CB1000Rはネオレトロ系モデルとして、より上質なものを求めるお客様を意識していますが、ホーネットはあくまでもその歴史を引き継ぐモデルとして、走行性能と実用性をバランスさせたモデルですから、排気量以外はすべて異なっている存在です。ホーネットでは、お求めやすい価格の実現という点でコストについても意識しておりので(価格の)正式発表にご期待ください」 レポート●関谷守正 写真●ホンダ 編集●上野茂岐
CB1000Rとはどう違う?
「ネオスポーツカフェ」をコンセプトとするCB1000Rは2018年に発売。エンジンは2006年型CBR1000RR(SC57)がベースで最高出力145ps。車体面はモノバックボーンフレームにアルミ製シートレール、スイングアームは片持ちのアルミ製プロアームという構成で、リヤサスペンションはリンクレスだ。2021年にマイナーチェンジが行われ、車体色を変更しつつ販売を継続中(写真は2021年型)。
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