3人での共同生活中に「彼氏とラブホに行っていました」

――1週間の共同生活の中で、夜の営み的なものはどうしていたのですか? Soy王子　あ、僕は口唇ヘルペスを発症してしまっていたので、なかったです。 うなぎちゃん　私は……彼氏とホテルに行っていました。アハハ（笑）。 ――「アハハ」では済まされないと思うのですが……正直なところ、こんな奥さんで大丈夫ですか? Soy王子　大丈夫ですよ。家でしたわけじゃないし。まあ、家でしても気にしないですけど。 うなぎちゃん　ホテルに行く前に、ちゃんと「してくるね」って許可を取りましたから。夫も「オッケー」って感じで見送ってくれましたし。 ――今の時代に夫婦の契りや貞操などの概念を持ち出すのも違うかもしれませんが、そういった感覚は? Soy王子　そもそもの話、恋愛した相手と結婚して、その人とだけ一生し続けるなんて無理だと思うんですよ。それに、妻の場合は、快楽のための行為ができないと、心身のバランスを崩すタイプ。 だから、その欲を僕以外の誰かで発散していても、僕はまったく動じません。世間的にも不倫はありふれた出来事ですし、そろそろ夫婦間において“外注”を解禁するのもアリなんじゃないですか?　 ――……そうすると、Soy王子さんの「夫婦でいることの意味」って? Soy王子　あー、結婚は僕から「しよう」と言ったわけではなく、ワイフが僕との結婚を強く望んだんです。僕としてはワイフと別れる理由がなかったし、安心させるために受け入れた。だから、僕にとっての結婚の意味は、ワイフを安心させることなんです。 ――うなぎちゃんさんにお聞きしたいのですが、Soy王子さんとの結婚を強く望んだにもかかわらず、ホイホイといろいろな男性としてしまうのは、なぜですか? うなぎちゃん　さっき夫も言っていましたけど、私は快楽のためにしてないとヒステリーを起こしちゃうんです。一時期、夫とレスで毎日のように大喧嘩したこともあるし。喧嘩するくらいなら、外で発散したほうがいいじゃないですか。 ――では、Soy王子さんが考える「夫婦間の禁忌」はなんでしょうか? Soy王子　うーん、やっぱりワイフに安心を与えるのが夫としての役目だし、それこそが僕の“ナワバリ”なので、ワイフが僕以外の誰かに安心感を持ったり、その領域に侵入したりしようとする奴が現れたら嫌ですね。でも、それは絶対にないから大丈夫っていう自信が僕にはある。 うなぎちゃん　そうなんです。夫は、私がどういう男に手を出し、その男に何を求めるかを全部見抜いているから、私も安心してホイホイいろんな男に手を出しちゃうんですよ。 40代女性の筆者は取材中何度も首を捻ってしまった。「もう、お腹いっぱいです!」と言いたくなるような夫婦談義だが、後編では、彼らの馴れ初めや今後の家族計画についても聞いた。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班