実際につくった「天たまとろろそば」

「日帰り低山登山」がいま大人気です。そんな山のぼりに欠かせないランチ（山ごはん）も楽しみのひとつじゃないでしょうか。 【画像】紹介したそば3品と十穀ごはんと作り方をチェックする（15枚） 　今回はゴミが極力出ないでコンパクトに収納でき、かつリーズナブルなそば料理3品と、腹ぺこさんにぴったりな「そばのお供」、十穀ごはんのレシピを紹介します。 　富士見三峠のひとつ、乙女峠から金時山へと山のぼり。お昼は金時山の山頂で絶景を楽しみながらそば三昧。100円ショップの「ダイソー」で買った山芋入り信州そばを山めしクッキング。さらにそばのお供に高菜めしで元気が出る炭水化物をたっぷりいただき満腹でした。

【01】焼き鳥缶ねぎそば

　ダイソー食材の山芋入り信州そば250g（税込108円）をニトリの「ステンレスもつ鍋」にたっぷりのお湯を入れて茹でます。出汁はダイソーのめんつゆに、みりんと水を入れてひと煮立ちさせて使います。 　まずは焼き鳥缶ねぎそば。焼き鳥缶を使い、山ごはん風味の鳥南蛮そばに仕立てます。ねぎをフライパンで焼き色がつくまで焼いていきます。 　ねぎに焼き色がついたら、焼き鳥缶を入れてねぎと絡めます。器に茹でた山芋入り信州そばと温めた出汁を入れ、焼き鳥と焼きねぎをのせて、ダイソーのきざみのりをトッピング。お好みで大葉、生卵の黄身をのせれば完成です。

【02】辣油風味の牛肉そば

　2品目は辣油風味のウマウマ牛肉そばです。なお牛肉は「高品質・Everyday Low Price」でおなじみ、OKストアの国産黒毛和牛A5切り落としを使って仕込みました。 　山に行く前日に自宅で牛肉を生姜、醤油、酒、みりん、砂糖で甘辛く煮て、パックに入れて準備します。現場で温めためんつゆ、みりん、水の出汁に茹でた山芋入り信州そばを器に入れて辣油を入れて風味をつけます。別の鍋で温めた牛肉をのせて、ねぎときざみのりをトッピングしていただきます。

【03】天たまとろろそば

　3品目は天たまとろろそばです。めんつゆと天かす、とろろ昆布を使った天たまとろろそばを作ります。めんつゆ、みりん、水の出汁と茹でた山芋入り信州そばを鍋に入れて温めて器へ入れます。 　卵と天かすは別の鍋で温めてそばの上へ流し込み、追加の天かすととろろ昆布をふんわりのせてねぎとのりも添えて完成です。

【04】高菜の混ぜ込み十穀ごはん

　おそばのお供に山めし風のごま高菜の混ぜ込み十穀ごはんをいただきます。ダイソーで売っている大盛ごはんを湯煎して温めます。温まったごはんに、ダイソー食材の混ぜ込み十穀をまぶして、ごま高菜を盛り付けていただきます。 　茹でたて熱々のおそば3品に高菜めしを金時山の山頂で調理。風もなく、穏やかな天候で、ニトリのステンレスもつ鍋にお湯を入れておそばを茹でました。 　出汁の用意と具材を茹でている間にバーナーで温めて、タイミングよく完成させるのがキモです。お好みのおそばがあればアウトドアでぜひお試しくださいね。