WHITE SCORPION「デビューからの集大成、必死なパフォーマンスに注目してほしい」、1stミニアルバム『Caution』で決意新たに
秋元康プロデュースの11人組アイドルグループWHITE SCORPIONが、9月11日(水)に1stミニアルバム『Caution』をリリースする。このミニアルバムには既発のデジタルシングル5曲に加えて新録楽曲、そしてオーディションの最終審査に残ったFINALISTの楽曲も収録。通常盤、OFFICIAL STORE限定盤の2タイプのリリース、それぞれ予約・購入特典のイベントの開催が予定されている。そんなWHITE SCORPION(ACE、ALLY、HANNAの3名)に、1stミニアルバムやグループ活動についての想いを聞いた。 【写真】メンバーから”赤ちゃん”ともいわれるHANNAのハニカミ ■2023年12月のデビューからは…「目まぐるしい日々だった」 ーー1stミニアルバム『Caution』リリースおめでとうございます。改めて2023年12月のデビューから今まではどんな期間でしたか? ALLY:初めの5ヶ月間は毎月リリースだったので、目まぐるしい日々でしたね。毎日必死に過ごしていました。 ACE:オーディションに合格した2日後からレッスンが始まって、忙しかったです。1stデジタルシングル「眼差しSniper」をリリースさせていただいたんですけど、そこから毎月リリースっていうことで、「非常手段」の降り入れをしながら「雑踏の孤独」のレコーディングをする、というような、一つひとつのシングルに力を入れ切れていない感じはありました。「Satisfaction graffiti」はプロモーション期間が長く、そこからのアルバム曲「動く唇」なので、WHITE SCORPIONの集大成をみせられたら HANNA:初めて経験することが多くて、やり切ることに精一杯でした。でもそれ以上にアー写撮影とかレコーディングとか新しいことに挑戦して、常に新鮮な気持ちで取り組むことができましたね。この新鮮な気持ちを来年も再来年も忘れずにやっていきたいなと思っています。 ーーHANNAさんはセンターにいることが多いかと思いますが、プレッシャーは感じますか? HANNA:そうですね。最初は感じていました。1stデジタルシングル「眼差しSniper」の時にセンターってことを聞いて、正直不安でいっぱいだったんです。でもメンバーの皆が寄り添って支えてくれたので、プレッシャーは次第になくなっていきました。 ■リード曲『動く唇』は「WHITE SCORPIONらしさと大人っぽさがある曲」 ーーアルバムリード曲「動く唇」を初めて聴いた時の感想をお聞かせください。 ACE:仮歌と歌詞をいただいた時に、WHITE SCORPIONらしさがありつつも、今までにない大人っぽさもある曲だなと思いました。この曲では2ndデジタルシングル「コヨーテが鳴いている」に続いて歌い出しを務めているんですけど、ほぼアカペラなんですよね。この曲を聴いた方をイントロから掴めるように、これからも沢山練習して歌っていきたいです。 HANNA:WHITE SCORPIONの楽曲には強い歌詞(言葉)が多いので、パフォーマンスも強く見せれたらなと思います。 ALLY:デビューデジタルシングル「眼差しSniper」の振り付けが一部入っていたので、ファンの方からしても感慨深いのかなと思いました。私たちとしても今までの集大成っぽい、楽しい曲ですね。 ーーアルバムオリジナル曲「心が目を閉じる」についてはいかがでしょうか? ACE:この曲はこれまでのWHITE SCORPIONになかったような、アコースティックなミディアムバラード曲です。歌詞は現状に対する苛立ちや葛藤について書かれていて、個人的に共感する部分が多かったです。多くの方が共感できる歌詞だと思うので、沢山の方に聴いていただきたいです。 HANNA:もどかしい気持ちを伝えられる楽曲なので、心の底に眠っている気持ちを表現したくて、歌だけではなく、これからのパフォーマンスを楽しみにしていただきたいですね。 ALLY:この曲はミディアムバラードで、テンポが遅いので一人ひとりの声が聞こえやすい曲になっています。WHITE SCORPIONのメンバーは声質も歌い方もそれぞれ違うんですけど、いつもよりもそういった部分が分かりやすいので、注目して聴いていただきたいです。 ーーデジタルシングルが詰まった豪華なアルバムですね。皆さんが1stミニアルバムの中で一番好きな曲を教えてください。 ALLY:私は「雑踏の孤独」が一番好きです。この曲はテイストが海外っぽくて、ライブでも一番盛り上がるんですよ。思い入れもあるし、パフォーマンスしていて楽しい曲です。 ACE:私は「コヨーテが鳴いている」が好きで、思い返すと一番聴いている曲ですね。この曲は2ndデジタルシングルなんですけど、1stデジタルシングルの「眼差しSniper」とはガラッと印象が変わった楽曲です。歌詞は“孤独”とか“消えてしまえばいい”みたいな感情的なものが多くて、共感できますね。あとはアイドルが好きな方もそうでない方も馴染みやすい曲なので、そういう意味でも一番良いなと思っています。 HANNA:私は「眼差しSniper」が一番好きですね。この曲はオーディション前から聴いていたこともあり、一番思い入れがあって、一番歌ってきた曲です。WHITE SCORPIONのデビュー曲でもありますし、MVでもフレッシュさを感じられるので、気に入っています。 ■WHITE SCORPIONの最大の強みは「必死・がむしゃら」な「パフォーマンス力」 ーーWHITE SCORPIONはどのような強みを持ったグループだと思いますか? ACE:私たちの最大の強みはパフォーマンス力です。色々な楽曲に挑戦する中で私たちの色を探してたんですけど、個人的には「Satisfaction graffiti」でWHITE SCORPIONのスタイルが確立されたのかなと思っています。最近はハンドマイクを使うこともあるんですけど、基本はヘッドセットで両手を使って全力でパフォーマンスして、歌も全力で歌う。それこそが私たちの強みですね。 ALLY:「眼差しSniper」からずっと大事にしていた、がむしゃら感というか必死さみたいなものが強みです。これからも意識して維持し続けたいなと思いますね。11人が醸し出す必死さはずっと大事にしていきたいです。 HANNA:私もパフォーマンスが強みだと思っています。最近フェス出演もあって、夏だから汗かくじゃないですか。でも皆顔を気にせずにダンスとか歌に集中してて、ほぼすっぴんみたいな状態になってでもパフォーマンスを全力でやるんですよね(笑)。パフォーマンスでファンの方の心をグイっと掴んでいきたいです。 ■ワンマンライブ&アルバムで「これまでの集大成、期待される以上のものをお見せしたい」 ーー皆さんはグループではどんなキャラクターですか?お互いを紹介してください。 ACE:ALLYちゃんは「WHITE SCORPION のお姉ちゃん」! WHITE SCORPIONは個性豊かなメンバーが多いので、意見がバラバラになる時もあるんですけど、そういう時はALLYちゃんがまとめてくれますね。お姉さん的な存在です。 HANNA:見守り役!(笑) ACE:パフォーマンスしているHANNAを見ると本当に大人っぽいなって思いますけど、メンバーの中で話す時は赤ちゃんです(笑)。「みんなの妹」って感じですね。甘えてきて可愛いなって思います。赤ちゃんとパフォーマンスのギャップがすごいんです。 ALLY:HANNAは最年少ですけど、しっかりしてますよ。肝が据わってますね! ALLY:ACEは自己プロデュース力が高いです。アイドルも好きで振り付けとかどうやったら綺麗に見えるかなど色々研究してて、そういう研究熱心なところが凄いですね。 HANNA:私にとってACEは少し上のお姉さん的な存在です。いつも声掛けてくれて、お菓子もくれます(笑)。すごく優しいですね。パフォーマンスの時はしっかりキメてて、私もACEみたいになりたいなって思います。 ACE:え~!ありがとう!お菓子あげるね(笑) ーーこれまでの活動で特に印象に残っていることを教えてください HANNA:テレ東ミュージックフェスに出れたことです。テレビって影響力が大きくて、みんなも音楽番組に出たいと思うんです。だからこそ、出演が決まった時は嬉しくて、セットもすごく綺麗で緊張したんですけど、よっしゃ頑張るぞって思いました。WHITE SCORPIONの存在を沢山の方に知っていただきたかったので頑張りました。音楽番組きっかけでイベントにきてくださるファンの方もいて、嬉しかったですね。 ACE:アルバムやシングルの制作期間が楽しかったですね。レコーディング、振り入れ、MV撮影。全部すごく大変なんですけど、それを乗り越えた先に完成したときの達成感がありましたし、ファンの方に喜んでもらえて嬉しかったです。 ALLY:テンションが上がってアドレナリンが出たのが、TGCのオープニングアクトを務めたことですね。体験したことないステージの広さでした。お客さんの数も多くてすごく緊張したんですけど、メンバー全員本当に楽しかった!って話していました。 ーー最後に、9月8日のワンマンライブはどのような想いで臨みましたか ALLY:ここまでの集大成を見せる場だと思うので、パフォーマンスの完成度を上げて、期待されている以上のものを出せるライブにしたいです。お客さんと一緒に楽しむことが一番大事だと思うので、お客さんと良いライブを作っていきたいです。