ヤマハが新たな音楽ガジェット『SEQTRAK』発表 「音楽制作」を持ち運べるオールインワンギア
ヤマハ株式会社が1月16日、音楽制作からパフォーマンスまでを一台で実現するオールインワンギア『SEQTRAK(シークトラック)』を発表した。発売日は1月26日を予定している。 【写真】色は『SEQTRAK ORANGE / SEQTRAK BLACK』の2色展開 『SEQTRAK』は「ドラムマシン」「シンセサイザー&サンプラー」「サウンドデザイン&エフェクター」という音楽制作からパフォーマンスを行うために必要な機能をすべて搭載した製品。サウンドエンジンには、アコースティック楽器からシンセサイザーまで多彩な音色を再現・合成するAWM2音源と、個性的なデジタルサウンドを生み出すFM音源を搭載。多様なエフェクトと組み合わせたり、専用アプリケーションを用いたディープなエディットでオリジナルサウンドを作ることができる。外部機器と有線接続できる基本的な端子に加え、アプリとワイヤレス接続できるBluetooth MIDIや大容量のデータ転送を可能にするWi-Fi機能も搭載するなど、現代の制作スタイルにフィットする接続機能が充実している。 パフォーマンス機能も見逃せない。リアルタイムでトラックとパターンを組み合わせたり、演奏中でもスライダー操作で瞬間的な変化を与えるエフェクトを使って、音楽表現の幅を広げることも。専用アプリケーションで使える機能「VISUALIZER」で楽曲と完璧にシンクロする映像を作れば、映像と音楽がセットになったパフォーマンスも可能だ。 さまざまな楽器の音色や効果音など2,000種類以上もの豊富なプリセットも搭載しているほか、スピーカーやマイク、音源、充電式リチウムイオンバッテリーを搭載しているので、時間や場所を選ばず音楽制作と演奏を楽しめる。自宅でも、ライブでも、モバイルセットでの制作にも役立ちそうだ。
リアルサウンド編集部