「マウンテンドクター」挫折を乗り越える“歩”杉野遥亮の姿に視聴者涙 「宇田さんからのはがきで涙腺が・・・」
杉野遥亮が主演するドラマ「マウンテンドクター」(フジテレビ系)の第6話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・宮本歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。 宇田(螢雪次朗)の死に打ちひしがれる歩は、患者に寄り添うだけでは命を救えないとの思いから、診断に対して必要以上に慎重になっていた。患者からクレームを受けた歩は、周子(檀れい)から、しばらくMMTを休むよう命じられてしまう。 その矢先、歩のいない MMTに山でけいれんを起こした子どもが運ばれてくるが、小宮山(八嶋智人)たちはなかなか原因を特定することができなかった。 見かねた江森(大森南朋)が診察し、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かるが、江森はメンバーが山に関する知識が乏しいことを指摘。その上、このレベルならチームを解散した方がいいと言い放つ。 さらに、山での死亡者が出たことで、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も周子に厳しい見解を示し、MMTは存続の危機に追い込まれる。 またある日、典子(岡崎紗絵)は、母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。初耳の聖子は、典子を叱責(しっせき)するが、典子はそれに反発し、山岳医療への思いを吐露する。 さらに、宇田の死を経験したメンバーの中にもMMTを存続させたいという思いが芽生えていた。そんなメンバーたちとは裏腹に、自信を失っていた歩は、母・幸恵(石野真子)からの電話で認知症の父・市朗(遠山俊也)が行方不明になったことを知る。 放送終了後、SNS上には、「『山をあきらめない勇気をくれたのは君です。宮本先生、ありがとう』 宇田さんからのはがきで涙腺が・・・」「全部痛々しいぐらいリアルで、杉野くんの泣きの演技本当に良い」「挫折を乗り越えて主人公だけでなく、チーム全体が強くなる王道の展開が胸熱だった」などの感想が投稿された。 またこのほか、「江森先生の『時間がない』って、婚約者が遭難したの7年前だから、失踪宣告で死亡とみなされる前に自分が見つけてあげたいってことなのかな…」「まだら認知症のお父さんのお兄さんへの執着…、歩の涙と怒りのシーンが多い回だったけど、杉野くんの表情の引き出しの多さにすごみを感じた」「来週はどうやら典子に試練がやってきそう」なといったコメントも投稿された。