ディディことショーン・コムズ、元従業員に性行為を強要したとして訴えられる「忠誠心を試された」
性的人身売買や暴行で起訴されているディディことショーン・コムズ。他にも性的暴行の被害者から民事訴訟を起こされているが、新たな訴訟が加わった。ディディのためにパーティーを手配していた男性の元従業員が彼を性的暴行や性的嫌がらせなどで提訴した。
訴えた男性フィリップ・パインズは訴状の中でディディのためにパーティーを開催しなくてはならなかったと主張。彼がそのパーティーを「ワイルド・キング・ナイト」と呼んでいたことを暴露している。パインズの仕事は「ホテルの部屋に赤いライト、アルコール、ベビーオイル、タオルやマリファナ、違法薬物を準備すること」。パーティーが終わった後にはディディやゲストが使った薬物やトイを処分、体液による汚れも掃除していた。チェックアウト時にはホテルの清掃スタッフに多額のチップを残してなだめなくてはならないほど、部屋がめちゃくちゃだったことも明らかにしている。
さらにディディはパインズに彼の見ている前で女性とするように強要。パインズの忠誠心を試すために「犬にボールを投げて取ってこいと言うように」性的行為を命令したとパインズは主張している。訴状によると彼は損害賠償を求めているが、金額はまだ明らかになっていない。 ちなみにコムズの弁護団はこれまでと同様、パインズの訴えも全面否定。「どんなにたくさん訴訟が起こされても、コムズは男性であれ女性であれ、成人であれ未成年であれ性的暴行や人身売買を行ったことはないという事実は変わらない」とコメント。「コムズは法廷で勝訴すると信じている」と自信をのぞかせている。