将来性十分の大型牝馬 クイーンズウォークはオークスを意識できる逸材!【2歳馬チェック】
オークスも意識できる クイーンズウォーク
12/23 (土) 阪神4R 2歳未勝利 芝1800m クイーンズウォーク 牝 馬体重:520kg ★★★★★★ 6点 騎手:川田将雅 厩舎:(栗東)中内田充正 生産:ノーザンファーム 馬主:サンデーレーシング 父:キズナ 母:ウェイヴェルアベニュー(Harlington) スタートを互角に出て終始余裕の手応えで好位を追走。4コーナーで馬場の良い中ほどへ持ち出されると、逃げ込みを図る2着馬を並ぶ間もなく交わし、最後は手綱を緩める余裕も見せての完勝だった。デビュー戦では勝ち馬のマイペース逃げを捉えることができなかったが、今回は反応も良化して楽に抜け出して見せた。デビュー戦同様、33秒台の上がりを駆使したという点でも、今後に期待が持てる。
・馬体診断 デビュー戦の518キロから、さらに増えた520キロの馬体だったが、太目感はなく一度使われて実が入った印象すら受けた。序盤から流れに乗って運べるセンスからも、大型馬らしからぬ器用さがあるタイプだろう。折り合いにも不安はなく、距離が延びても良さそうであり、オークスを意識できる素材だ。 ・血統診断 母はBCフィリー&メアスプリント(ダート1400m)の勝ち馬で、半兄グレナディアガーズ(父フランケル)は朝日杯FS、阪神カップ勝ち。とくれば短距離志向にも思えるが、父がキズナに替わったことで距離の融通は利きそうだ。その半兄のような乗り難しさもないだけに、全く違ったタイプと見ていいだろう 【将来性まとめ】→ 500キロ台の大型牝馬ながら、立ち回りの巧さを見せての快勝で、いかにも良血馬らしいセンスの持ち主。当然ながら、使われて良くなるタイプでもあり、前述したように距離も延びて良さそうだ。加えてデビューからの2戦ともメンバー最速の上がりを使っているように、瞬発力にも長けている。このまま順調に成長すれば、オークスも視野に入ることだろう。