鮎つかみ・ウォータースライダーも! 「栃木の川遊びスポット」3選 清流&穴場・ローカルで夏の涼!
まだまだ暑さが続きそうな今年の関東甲信地方。連日の猛暑続きに外での活動が億劫になりそうなところだが、夏といえば水遊び。冷たいきれいな水に足を入れて涼を楽しみたい。今回は、“海なし県”栃木県の遊べる川3選をお届けする。 ■【画像】川底まで透きとおる清流に、涼しく癒されてみてはいかが? 都心から日帰りOK「川遊びスポット」どこか懐かしい…心が洗われる自然の情景(写真をすべて見る)
■栃木県の「水遊び」におすすめの川 3選
●地元民からも愛される穴場の清流「大芦川」 まずは関東一の清流ともいわれる大芦川(おおあしがわ)を紹介しよう。鹿沼市を流れる大芦川。川底まで透き通って見えるほどきれいな水は地元民に愛されており、潜らなくても川面に魚がたくさん見える。真夏でも涼しく過ごせる避暑スポットとなっており、代表的な川遊びスポットでは「西大芦フォレストビレッジ」が有名だ。水がきれいなうえ、浅瀬も多く川が真っすぐで見晴らしがよいので、子どもから大人まで安心して遊べる。 残念なことに令和2年以降、心無い観光客の急増により、路上駐車やごみの不法投棄、騒音問題などの迷惑行為が改善されず、大芦川迷惑行為禁止条例が制定された。令和5年より「環境保全区域」ではバーベキュー等は禁止となっているので注意したい。くねのばら橋より上流では終日禁止、下流では一部をのぞき夜間のみ禁止となっているので、条例を確認のうえ出かけていただきたい。 下流に行くと川沿いに「出会いの森総合公園オートキャンプ場」や「REDROCKキャンプ場」といった川遊びができるキャンプ場があるので、こちらで満喫するのもおすすめだ。筆者は川遊び後は、近隣の日帰り温泉や新鮮な地元野菜の直売所へ立ち寄るのが楽しみのひとつになっている。 ●鮎の掴み取り「那珂川」 大瀬観光やな 次に栃木県内にいくつもあるやなのうち、茂木町にある那珂川最大のやな場「大瀬やな」を紹介したい。やな場とは、川に杭や竹のすのこを設置し、水流をせき止めて魚を捕まえる仕掛けをつくる場所のこと。魚の掴み取りをするために作られた観光施設だと誤解しがちであるが、簗漁は歴史の古い漁法である。 筆者は子どもの頃、7月に鮎が解禁になると毎年のように父に連れられ家族で栃木県のやなへ行くのが恒例行事となっていた。あの頃は、鮎の美味しさなどわからず、もっぱら川遊びをして、当時やな場で売っていた焦げ目のついた炭火焼のとうもろこしを食べることが楽しみであったが、やなの醍醐味である鮎の手づかみはいい思い出となっている。 「大瀬やな」では、やなの設置期間は7月中旬から10月31日まで。特に9月、10月は大量の鮎のやな漁が体験できる。やな場を少し離れて流れが穏やかなところへ行くと、川遊びを楽しむことができる。川遊びに疲れたら、敷地内の食堂で塩焼きをはじめ、いろいろな鮎料理を堪能したい。 施設名 大瀬やな 住所 〒321-3554 栃木県芳賀郡 茂木町大瀬17 電話 0285-63-2885
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